ヒトリゴト

22歳 メンタル鍛え中です🌱

【マカン・マラン】シリーズ 読了キロク

商店街の外れ、空調の室外機やポリバケツが並ぶ細い路地を進んだ先に、運命に導かれた者だけがたどり着けるカフェがある。そこでは鮮やかなピンクのウィッグを被り、首に長いシルクのショールを巻き、派手で立派なロングドレスを身にまとった慎重180センチを超すと思われるドラッグクイーンがさまざまな料理を提供してくれる。人それぞれの体調に合った料理と、人生に寄り添ってくれる温かさを提供してくれるそのカフェは、多くの人の心を救ってくれるだろう。

 

生きてれば苦しいことも、悲しいこともたくさんある。

周りの人たちのような特技もなく生きがいもない。

そんな私はこの本から勇気を貰った。

『居場所なんて、無理矢理にみつけるものじゃないの。自分の足でしっかりと立っていれば、それがおのずとあなたの居場所になるの。要するに、あなたがどこに立ちたいかよ。』

 

この言葉はほんとに救われた。

どんなに有名な医者でも治せない心の闇をコトバでそっと癒してくれる作品。

古内一絵さんの作品【マカン・マラン】シリーズ。元気がない方は是非読んで欲しい。

 

素顔を見せたくないなら、隠したっていいのよ。